JSAVBRについて

就任のご挨拶

動物用ワクチン-バイオ医薬品研究会 会長 濵岡 隆文

2018年9月開催の定時総会におきまして会長に選出されました一般財団法人生物科学安全研究所濵岡隆文です。会員の皆様どうぞよろしくお願い致します。退任されました小沼操前会長には、本研究会の発足時から会長として長く研究会の活動をリードしていただきました。先ずは小沼先生のご功績に敬意を表しますと共に、種々ご指導いただきましたことに感謝申し上げます。

さて、本研究会は、2003年に動物サイトカイン研究会から発展的に移行・結成され、途中、動物エンドトキシン病態談話会を合併して今日に至っています。こうした本研究会の変遷も、その時々の技術開発へのニーズの変化や研究の潮流の変化に呼応したものであろうと思います。サイトカイン等の生理活性物質をバイオ医薬品として動物へ臨床応用するという困難な課題解決に向け、研究の取り組みを専門学術団体として支援することから動物サイトカイン研究会がスタートし、動物疾病の予防・制御の科学・技術基盤としての動物免疫やワクチン技術に遺伝子組換え技術など新たな技術を導入し生物学的製剤技術の革新を求める時代の要請が盛り上がるなどの背景から、動物用ワクチン-バイオ医薬品研究会へと発展してきました。

今また、国際社会が一丸となり薬剤耐性菌問題への取り組みを強化する時代に在って、私たちがどう貢献できるでしょうか? 動物用医薬品、飼料添加物としての抗菌剤の使用量の削減が求められる一方で、地球上では人口増加による食料問題が人類社会の持続可能性を左右しようという情勢の中、貴重なタンパク質資源の供給源である農畜水産物のグローバルな視点での生産性向上は喫緊の課題となっています。抗菌性物質に代わって動物感染症と対峙する有効なツールは、動物用ワクチン、生菌製剤、生理活性物質など、私たちが主要な研究対象とする分野です。私たち動物用ワクチン-バイオ医薬品研究会に集う研究者、技術者が取り組む研究・技術領域は、当に時を得たものと言え、会員各位が取り組むワクチンやバイオ医薬品の開発は大きな社会的ニーズに適う課題なのではないでしょうか。こうした意味では、私たちの研究会はもっともっと世代交代を速めつつ、時代のニーズに合った研究課題に取り組む若き研究者・技術者の力を研究会の運営にも取り込みながら発展しなければならないと考えております。

会員各位のご理解、ご協力をお願いしてご挨拶といたします。

平成30(2018)年9月吉日

動物用ワクチン-バイオ
医薬品研究会 事務局
〒252-0132
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